『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』の要約と感想

どんな方にも自分が嫌いな方、苦手な方っていると思うのですが、かくいう私にも苦手なタイプの人間がいます。

私が苦手なのは、相手が傷つくこと、気にするようなことを面と向かって平然と言うタイプの人間です。本人に悪気があるのかないのかわかりませんか、相手がそれを言われてどう思うか、そこまで考えてから発言できないものかと、そういうタイプの人間に会うといつも思います(._.)

私も完璧な人間ではないので、時には失言をしたり、きっと気づかないうちに誰かを傷つけてしまったこともあると思いますが、嫌なことを言われた方の人って、ずっとそれを気にしてしまいますよね。

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私も結構引きずってしまったりする方なんですけど、今回、そういう自分を少し変えるきっかけになるんじゃないかなと思って、『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』という本を読みましたので、その感想や要約などをここでまとめていきたいと思います。

この本、著者の方が結構壮絶な人生を歩まれている方なので、その内容に引き込まれました。それでは、この本について詳しくご紹介していきたいと思います。

『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』著者の玉川真理さんについて

『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』という本は、臨床心理士の玉川真理さんという方が2015年の秋に出版された本でして、その著者本人の様々な経験に裏打ちされた内容であるからこそ、とても説得力がある一冊でした。

この玉川真理さんは、もともとは自衛隊における現場初の臨床心理士として活動されていた方で、自衛隊の自殺予防対策としてその役を任されていたそうです。

皆さんも、自衛隊って過酷な職業であるイメージはあると思うのですが、実は数ある職業の中でも、自衛隊って最も自殺率が高いんだそうです。

また、この玉川さん自身、うつ病になっていたり、結婚詐欺にあったり、DVにあったり、離婚を経験したりと、壮絶な人生を送っています。本の中では、そういった部分についても少し生々しく書かれていたりもするのですが、そういった人生のつらい経験をしているからこそ、玉川さん独自の考え方が胸に響きました。

この玉川真理さんは現在、年間2000件を超える相談を受けるほど信頼の厚い臨床心理士の方であり、今回皆さんにご紹介する本『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』は、東日本大震災で被災した方々を訪問した際に、そこで触れあった方々に元気になってほしいと思って書いた本なんだそうです。被災者の方1人1人と向き合うためには時間が足りないため、玉川さんの伝えたいことを本に込めたということですね。

本の内容の要約と感想がこちら。「自分思考」と「他者思考」について

今回読んだ本は、『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』というタイトルですが、この本は、一貫して「自分思考」と「他者思考」というものを対比して、「自分思考」の重要性を説いた内容となっています。

まず、『「あの人」のことで悩むのはやめる』というタイトルの部分からもわかりますように、そもそも人間というものは、誰かから何かを言われたり、されたりすることで、そういう人に会いたくないなとか、話したくないな、というようなことで悩みますよね?(._.)

私もそういう経験は沢山ありますが、そういう悩みを抱えてしまう主な原因こそが、「他者思考」であると著者の玉川さんは考えているのです。他者思考とは、他人の考えに依存したもののとらえ方であり、人間は、他人の目から見た自分が「本当の自分」であるととらえてしまう傾向があると筆者は述べています。

なので、そういったつらいこともある現実の中で、変えられるものと、変えられないものとを識別し、変えることができないことは、それを素直に「あきらめ」それを受け入れることが大切であると玉川さんは考えています。

「あきらめ」というと一般的にはネガティブなイメージがあるものですが、あきらめとは本当はポジティブなものであり、心を楽にするために非常に大切なものであると玉川さんは述べていました。本の中では、それを説明するための具体的な例などが詳しく書かれており、読んでいて、自分自身なるほどと納得できる部分が多々ありました。

また、本の中では、そういった自分思考を身に着けるために必要なこと、筆者が推薦する方法が具体的に示されていますし、内容もわかりやすくとても読みやすかったです(*^-^*)

また、この玉川さんは臨床心理士なので、つらい体験をしている方からの相談を毎日のように受けているわけですが、玉川さんがそれほど人気なのには、そういうつらい思いをしている方にも、決して甘えさせないというのが1つの理由でもあります。

人は、つらい時こそ「癒し」を求めて誰かに相談したいと思いますが、玉川さんは、それこそ他者思考に基づく考え方であり、やってはいけないことだと考えているのです。そして、そういう人に対しては、時に厳しく接することも少なくないといいます。

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何故人に相談をすることはいけないことなのか

困った時、つらい時、人は誰かに相談したいと思いますし、そこで優しい言葉をかけてもらえたり、具体的な解決策を提示してもらえると、少し心が楽になるということは、誰にでも想像がつきやすいと思います。

しかし、著者の玉川さんは、その他人への「癒し」を求めた相談というものは、やってはいけないことであると述べているのです。これは、年間に何百人、何千人という方から相談を受ける臨床心理士という立場の人間だからこそたどり着いた答えであるといえます。

では、これはいったいなぜなのかというと、玉川さんは、その癒しを求めた相談こそが、他者思考に基づくものであり、さらに自分を苦しめてしまう原因になってしまうと考えているのです。

もちろん、相談を聴いてもらって、優しい言葉をかけてもらえると、人は安心し、一時はそれで心が落ち着きます。しかし、ここからが重要な内容で、そういうものは一時の解決に過ぎず、根本的な解決になっていませんし、そうやって他人に相談した結果、問題をまた解決できないと、人はさらに自分を責めてしまう傾向にあると筆者は述べています。

「あの人のアドバイス通りに頑張ったけど、やっぱりだめだった。だから自分はダメなやつなんだ」というような感じですね(._.) 確かに、そういう経験をしている方ってきっと多いんじゃないかなと私も思いますし、私も経験があります。

人に相談すること、それ自体が間違いであるというような極端なことを筆者は述べているわけではありませんが、少なくとも「癒されたい」「優しい言葉をかけてほしい」そんな気持ちが根底にあるような相談事を人にすることは、さらに自分を苦しめるだけであると玉川さんは気が付いたそうです…

というような感じで本の内容は続いていくのですが、この本の中には玉川さんの人生、そしてその人生の中で身に着けた様々な思想が詰まっており、とても充実した内容の本でした。とてもすべては要約しきれませんので、続きが気になる方は是非ご自分で読んでみてください(*^-^*)

まとめ

今回の記事では、『もう、「あの人」のことで悩むのはやめる』という本を読みましたので、その要約と個人的な感想などをまとめさせていただきました。

「あきらめ」をポジティブなものとしてとらえるというのは、斬新でな考え方で胸に響きました。

だからと言って、本を読んですぐに自分の考え方を大きく変えたり、色々なものをすべて受け入れられる自分になれるわけではありませんが、今回読んだ内容を忘れず、自分も少しずつ自分思考の強い人間へとなっていけたらと思います。

本を読むというのは、他人の人生を知るということに他ならないので、新しい気づきがあって嬉しいです。

この本は是非読んでみる価値があると私は思いますので、気になる方は是非1度ご自分でお読みになって見てください(*^-^*)

それでは今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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