※カブトガニの血液が青いのは何故か?値段を知ってびっくりwww

普通、生き物の血液って大体赤いのが一般的ですが、実はカブトガニの血液は青いって皆さんご存知でしたか?(´▽`*)

その画像はここには載せませんが、カブトガニの血液は本当に真っ青でして、初めて見る方からすると結構びっくりすると思います。

そのカブトガニの血液は現在医療の現場で用いられていますので、たびたび生きているカブトガニから採取されているのですが、その色が何故青いのかというと、実はこれにはカブトガニの血液中には銅が含まれているということが大きく関係しています。

スポンサードリンク



詳しくはまた後程説明しますが、私たち人間の血液中には「鉄」が多く含まれているのに対し、カブトガニはその鉄の代わりに「銅」を使っていることが、その血液の色に関係してくるのです。

言ってしまえば非常にわかりやすい理由なんですが、たったそれだけで血液の色は赤と青という全く別の色に変わってしまうんですね。

というわけで今回の記事では、カブトガニの血液はなぜ青いのかということについてまとめますとともに、知ってびっくりなその値段について詳しくまとめていきたいと思います。

カブトガニの血液はなぜ青いのか…の前に、なぜ人間の血液は赤いのか?

このブログ、普段特に生物学的なことをまとめているわけではないのですが、なんで急にこんな記事を書いたかというと、実は先日水族館に行ったんですが、そこにカブトガニがいたんです。大きいカブトガニから、まだ生まれたばかりのものまで、様々なサイズのカブトガニがいました。

それで、「カブトガニの血液って青いんだよな~」ということを思い出しまして、その理由も鉄と銅の違いということはなんとなく知っていたのですが、改めて詳しく知りたくなって調べてみたんです。なので、その内容をブログの記事の方にも、まとめておこうと思いました(*^-^*)

まず、人間の血液は赤いというのは当たり前のことですが、これは、血液中の「赤血球」の中にある、ヘモグロビンと呼ばれるたタンパク質が赤い色をしているためにそう見えています。

このヘモグロビンは、さらに「ヘム」と「グロビン」という2つのものに分けられ、ヘムは「」を中心に持つ化学物質(錯体)であり、そのヘムをグロビンと呼ばれるタンパク質が包み込む形でヘモグロビンが形成されています。

つまり、「鉄」のボールを持った「ヘム」という子供が、「グロビン」と呼ばれる毛布で体を包まれている状態が、「ヘモグロビン」と例えるとわかりやすいでしょうか?(´▽`*)笑

そして、このヘモグロビンは酸素を全身に運搬する役割を担っているということは皆さんもご存知だと思いますが、具体的には、ヘムが持っている「鉄」の部分が酸素と結合を起こします。そして、この鉄が酸素と結合しているかどうかによって、実はヘモグロビン全体の色も変化してくるのです。

皆さん、血管には「動脈」と「静脈」という2種類あるのはご存知だと思いますが、簡単に説明すると、動脈とは酸素を運搬するための血液が流れている血管のことであり、静脈とは酸素の運搬を終えた血液が心臓に戻ってくる血液が流れている血管のことを言います。

言い換えると、動脈を流れているヘモグロビンは酸素を持っているのですが、静脈を流れているヘモグロビンは酸素をほとんど持っていないのです。そして、ヘムは酸素と結合していると鮮やかな赤(鮮紅色)を示すという特徴がありますが、酸素と結合していないと(暗赤色)を示すという特徴があるため、動脈と静脈を流れている血液の色には違いがあるのです。

ただ、いずれの場合にせよ、ヘモグロビンは赤い色を示すということには変わりはありません。もっと詳しく言えば、鉄を持っている「ヘム」の部分が赤い色を示すのです。

ちなみに、赤い色を示すということは、赤い色以外はすべて吸収しているためにそう見えています。

もともと光の色といえば「白」ですが、白という色は光の屈折で起こる虹を見れば明らかなように、いろいろな色が混ざってできている色なので、ヘムはその白のうち赤い色以外の色を吸収するという特徴を持っているのです。

ちなみに、黒く見える物体はその色をすべて吸収する特徴を持っているため、結果なんの色も跳ね返ってこないために黒く見えています。逆に、白く見えるものはすべての色を吸収しないで跳ね返すという特徴を持っているため、白く見えているのです。

そんなわけで、人間の血液は、ヘモグロビン(それに含まれるヘムの部分)が赤く見えるために、血液まで赤く見えているというわけです。そして、酸素と結合していれば鮮やかな赤色に見え、酸素と結合していないと暗い赤色を示すという特徴があります(*^-^*)。

では、なぜカブトガニの血液は青いのか

さて、カブトガニの血液が青い理由を説明するために、まずは人間の血液が赤い理由を説明させていただきましたが、この原理がわかってしまえば、カブトガニの血液が青い理由を理解するのは簡単です。簡潔にいうと、カブトガニの血液中には、人間が持つ「ヘモグロビン」の代わりに、「ヘモシアニン」というタンパク質が含まれており、これが青い色を示すために、結果血液が青く見えているのです。

「ヘモグロビン」は「鉄」の部分が酸素と結合すると説明しましたが、「ヘモシアニン」には「銅」が含まれており、その銅が酸素と結合して酸素を全身に運搬する役割を担っています。

このヘモシアニンはヘモグロビンよりも巨大なタンパク質であり、具体的には、ヘモグロビンの分子量が「64500」であるのに対して、ヘモシアニンの分子量は「2500000」以上もあるそうです。計算すると、ヘモシアニンの方が約40倍も大きいことになります。

ちなみに、分子量とはモル数という定義のもと定められた1分子の大きさのことであり、炭素は12、酸素は16というような感じで原子量が決まっていますので、二酸化炭素(CO2)1分子の分子量は12+16+16で44となります。こう考えると、ヘモグロビンの大きさ、そして何よりヘモシアニンがいかに大きいかということがよくわかるのではないでしょうか?

ちなみに、血液が青いというと、私はカブトガニのイメージしかなかったのですが、実はイカやタコ、そしてエビの仲間にもヘモシアニンを使っているものはおり、血液が青い生物は少なくないんだそうです。私たちが普段食べるイカも、もともと血液は青いんだそうです。

しかし、実はヘモシアニンは、酸素と結びついていれば青い色を示しますが、酸素と脱離すると、今度は無色透明になってしまうんだそうです。そして、イカは捕獲されてから、私たちのもとに届くまでにはすっかり酸素が脱離してしまうため、結果私たちがその血液が青いままそれを目にすることはほとんどないんだそうです。なるほど、勉強になりました(´▽`*)

カブトガニは、その血液を生きた個体から採取していますので、新鮮な血液だからこそ青いんですね。そう考えると、人間の血液も、カブトガニの血液も、差といえば鉄と銅のどちらを使っているか、ということくらいなので、特にそれを不気味に思ったりする必要もないみたいです。

というわけで、そのカブトガニの血液を採取している映像がありましたので、ご興味がある方は見てみてください(*^-^*)

ただ、カブトガニの血液が青い理由は分かったけど、今度はなんでその血液を採取する必要があるのかという疑問が残ります。ということで、次にそれについて詳しくまとめていきます。

スポンサードリンク



カブトガニの血液を採取する理由とは?その値段を知ってびっくり仰天

カブトガニの血液の採取は、もちろんただカブトガニをいじめたくてやっているわけではありません。実は、カブトガニの血液は今や医療の分野では欠かせない存在となっているものであり、その血液には、現在のところは他のものでは代替できないすごい特性が秘められているのです。

まずは、そのカブトガニの血液に含まれているLAL(Limulus amebocyte lysate)という物質が非常に重要なものとして知られており、こちらは薬品やワクチンなどに有害な毒素が含まれていないかをチェックするために使うことができるんだそうです。

例えば、グラム陰性菌の細胞壁に含まれているエンドトキシンという毒素は、人間の血液内に少しでも侵入すると、ショック死を引き起こす可能性があるほど危険なものであるそうなんですが、LALは、そのエンドトキシンを見つけると、それを囲ってゲル状に固まり、無害化するという性質を持っているそうです。すげえ!

なので、そう考えると、LALの重要性、そしてカブトガニの血液がいかに重要なものであるかということがよくわかります。

また、そのカブトガニの血液は、現在ではHIVの進行抑制のための薬としての応用が進められていたり、癌の薬としての応用も期待されるなど、まさに医療の分野ではなくてはならないものなんだそうです。カブトガニは2億年以上前から姿を変えていないとされているまさに生きた化石として知られていますが、そんなカブトガニが現代においてそれほど重要な存在になっているというのはなんかすごいですね(*^-^*)

そして、驚くべきはその血液の値段なんですが、カブトガニの青い血液は、なんと1リットルで約170万円近くするんだそうです。高いですが、それだけ重要性があり、かつ希少性が高いということなんでしょうね。

ふう、カブトガニに関する疑問が解けてすっきりしました(´▽`*)

まとめ

今回の記事では、カブトガニの血液が青い理由や、その値段などに関する情報などを詳しくまとめました。

カブトガニは「カニ」がついていますが、実はクモやサソリに近い仲間なんだそうです。それにしても、2億年姿を変えていないってなんだかすごいですよね。

2億年後、人類はいるのかなとまたふと疑問が浮かんだのですが、おそらくいたとしても、見た目はすごく変わっているんでしょうね。その前に地球が無くなっているかも。世の中には疑問がいっぱいです。

そんなわけで、今回の記事はこれで以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました(*^-^*)

スポンサードリンク



この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)