※LINEスタンプの2つの申請方法とは?申請費用はかかるの?

今この記事をご覧になってくださっている方は、
これからLINEスタンプを自分で作ってみたいと考えていたり、
実際にLINEスタンプを作ってみて、これから申請に出すという段階まできている方だと思います。
このブログでは、紙と鉛筆、そしてスマホの無料のアプリだけを使ったLINEスタンプの作り方について詳しくまとめているのですが、そちらの記事はもうご覧になっていただけましたでしょうか?
大分長い記事になってしまったのですが、やっていることは簡単なことばかりですので、この先LINEスタンプを作ってみたいと考えている方は是非一度ご覧になってみてください。
また、そちらの記事の方から来てくださった方もいると思うのですが、この記事では、LINEスタンプを申請できる段階まで来ているものとして、その最後の作業となるLINEスタンプの申請方法について詳しくまとめていきたいと思います。
また、申請方法に関連したお話しとして、申請費用について気になっている方もいるようですので、そちらも含めて詳しくまとめていきたいと思います。
目次
LINEスタンプの申請方法とは?2つの申請方法について詳しく説明します!
LINEスタンプの申請方法は、1つ1つ作業していけば難しいことはありません。
ただ、その作業を行うためには、
「LINE Creators Market」への登録が必要となりますので、
もしその作業がまだ済んでいない方は、別記事を参考に作業を完了しておいてください。
さて、ではさっそくLINEスタンプの申請方法についてお話ししていきたいのですが、
この申請方法については、パソコンから行う申請方法と、スマホから行う申請方法の主に2つの方法があります。
そこでまずは、パソコンから行う申請方法から先に説明をしていきたいと思います。
申請方法1:パソコンから行う申請方法がこちら!
パソコンから行う申請方法を簡単に説明すると、
- まずは、スマホの方で作ったスタンプ画像をパソコンの方に移し、
- それぞれの画像の名前を編集して1つのフォルダに入れ、
- 「LINE Creators Market」に一括でアップロードし、
- それを申請するという流れになります。
(画像を1つ1つアップロードすることも可能ですが、1つにまとめてアップロードする方が、後々もと画像の管理もしやすいです。もし、後々どれかの画像にだけ不備が見つかった場合などには、個別にアップする方法でその画像だけを再度アップロードしてください。)
また、ここでそのスタンプのジャンルを決めたり、コピーライトを(著作権表示)書いたりという作業も必要になりますが、これも1つ1つやっていけばすぐに終わります。
ではさっそく実際の作業に入っていきたいのですが、
まずはLINEスタンプを申請に出すために、そのスタンプとなる画像をパソコンの方に移しておきましょう。
この時点でその画像は、別記事でご紹介している作業(背景の透過やサイズ調整など)が済んでいるものとします。
今回の場合は、スタンプ画像が8個の場合を例にして説明していきたいと思います。16個の場合、24個の場合、32個の場合、40個の場合もやることは同じです。
まず、パソコンの方に画像を移したら、新しいフォルダをどこかに1つ作って、その中に画像をまとめて入れておきます。
スタンプ画像が8個の場合だと、
- スタンプ画像8個
- メイン画像1個
- トークルームタブ画像1個
の計10個の画像を1つのフォルダの中に入れておいてください。
そして、今度はその画像1つ1つの名前を編集していきます。これもやることは簡単で、
- メイン画像の名前は
「main.png」 - トークルームタブ画像の名前は
「tab.png」 - それ以外の8つのスタンプ画像は、
「01.png」「02.png」…「08.png」
というように名前をつけて言ってください。
ちなみに、LINEスタンプの作り方をまとめた記事の方でも説明していますが、サイズさえしっかりと違っていれば、
「スタンプ画像」の8つのどれかの絵を
- 「メイン画像」
- 「トークルームタブ画像」
にそれぞれ設定できます。
ここまでの状態をまとめるとこちら↓
そして、ここまでの作業が完了しましたら、その画像が入っているフォルダの名前をそのスタンプの名前にしておき(適当でも良いです)、圧縮してZIPファイルにしておきましょう。
windowsの場合には、
フォルダを右クリック→「送る」→「圧縮」
でZIPファイルにすることができます。
サイズ調整さえ終わっていれば、ここまではなんてことない作業です。5分で終わります!笑
そして今度は、いよいよ「LINE Creators Market」側の作業に入っていきます。
リンク先にとんだら、右上の「マイページ」というところをクリックして、登録メールアドレスとパスワードを入力して、管理画面を開いておいてください。
そして、管理画面左上にある「新規登録」という項目をクリックしてください。
そして、表示された画面で「スタンプ」を選択します。
すると、以下のような画面になりますので、ここで必要な項目を入力していきます。
大きく分けると、
- 「スタンプ詳細」
- 「販売情報」
- 「ライセンス証明」
という3つの項目を編集して行くのですが、
「ライセンス証明」に関しては、写真(人の顔など)を使用していなければそのまま何も変えなくて大丈夫です。
なので、もし手書きの絵からスタンプを作った場合には、
- 「スタンプ詳細」
- 「販売情報」
の2つの項目だけ編集すれば大丈夫です。
そして、「スタンプ詳細」の方もそのまま必要項目を書いていけば特に難しいところはありません。
ただ、最初の状態では「スタンプ詳細」の中のスタンプの名前と説明は英語でしか書けない状態となっていますので、
「言語の追加」から「japanese」を選択し、そこに日本語でのスタンプにつけたい名前と、その説明を簡単に入力しておきましょう。
つまり、最終的には「英語」と「日本語」の両方で「スタンプの名前」とその「説明」を入力しておいてください。
「スタンプ詳細」は特にそのまま書きたいことを書けばよいので、説明する必要もないと思います。
ちょっとつまずくとしたら、次の「販売情報」のコピーライトを入力するところでしょう。
「自分が作りました!」というのを証明するのがこのコピーライトというものになるのですが、
コピーライトは、次のように入力しておけばOKです。
「Copyright (C) 2018 クリエイター名(英語) All Rights Reserved.」
私はクリエイター名が英語で「mi-ko」なので、コピーライトは次のようになっております。
「Copyright (C) 2018 mi-ko All Rights Reserved.」
このままコピペして、名前を自分のクリエイター名にしておけば大丈夫です。
「テイストカテゴリ」「キャラクターカテゴリ」は、自分で適当なものを選んでおいてください。
このページでやることはこのくらいですね(^^)
そして、必要な情報を入力して「保存」を押すと、スタンプ画像をアップロードする項目や、販売価格情報などを変えられる項目が表示されるようになりますので、それらを編集していきます。
「タグ設定」は特にいじらなくて大丈夫です。
「販売価格」も、自分の好きな値段に設定するだけです。
なので、スタンプ画像のアップロードの仕方だけ説明しておけば特に問題ないと思うのですが、
その方法としては、まず「スタンプ画像」の項目を選び、「編集」を選択します。
すると以下のような画面になりますので、
画面左上の「スタンプ個数(1セット)の変更」という項目から、今回申請するスタンプの個数を選びます。
今回は8個の場合で話を進めていますので、8個を選択します。
そして、その後右上の「ZIPファイルをアップロード」という項目を選択し、先に作っておいたZIPファイルをアップロードします。すると、自動でスタンプがポンポンポン…と表示されますので、やることはたったそれだけです。
そして、スタンプ画像を登録すれば、右上に「リクエスト」という項目が表示されるようになりますので、
そこをクリックして、あとは審査が通るのを待つだけです(^^)
ちょっと説明が長くなってしまいましたが、作業自体は10分程度で終わります。
また、ZIPファイルを使った申請方法を、スマホからやるやり方もあるみたいですが、それは大変そうそうなので説明は省きます。
スマホから行う申請方法は「LINE CREATORS STUDIO」を使った方が簡単に終わります。
申請方法2:スマホから行う申請方法がこちら!
次に、スマホから行う申請方法について説明していきたいと思います。
まず、この方法では「LINE CREATORS STUDIO」というアプリを使いますので、ダウンロードがまだな方は以下のリンクよりダウンロードしてください。
そして、アプリをダウンロードして立ち上げたら、
まず初めに右下の人物マークをタップして、LINEにログインしておきましょう。
そして、その後再び最初の画面に戻り、
「新しいスタンプを作る」をタッチしてください。
すると、新しく作るスタンプの名前を入力する画面になりますので、それを入力して次に進みます。
また、「+」ボタンを押してスタンプ画像を追加していくのですが、
その際、以下のような画面になるとおもうのですが、それぞれの項目が何を意味しているのかは以下の画像を参考にしてください。今回の場合はもうすでにスタンプ画像ができているという前提で話を進めていきますので、2番をタッチして画像を取り込んでいきます。
また、その際アプリの仕様上切取り(背景透過)をする画面になると思うのですが、もうすでに透過済みの画像を使う場合には、その絵の部分を適当に囲っておけば問題ありません。ただの写真を取り込む場合には、その白線の囲いの外を自動で透過させる仕組みになっていますので、慎重に切り取る必要があるのですが、もうすでに絵や文字以外の部分が透過されている画像を使うのであれば、スタンプにするのに必要なその絵や文字を囲みさえすれば、それ以外は全体的に透過されていますので大丈夫です。
そして、8個の画像が追加できたら、販売申請を押して次に進んでいき、
アプリの画面に表示される説明に沿って作業していけば、それほど難しいところはないでしょう。
ただ、作業をしていくと「販売情報」というページに移動すると思うのですが、
そこで「タイトル」と「コピーライト」を編集しましょう。
また、最初はタイトルの項目で入力できるのが英語か数字だけとなっていますので
「言語を追加」から「japanese」を追加しておいてください。
そして、「タイトル」「説明文」ともに英語と日本語で入力したら、コピーライトも編集しておきましょう。
この「LINE CREATORS STUDIO」の場合、
デフォルトで「© クリエイター名」が入力されているのですが、
より詳しいコピーライトにしたいのであれば、先にも書きましたように、以下のように変更しておいてください。
「Copyright (C) 2018 クリエイター名(英語) All Rights Reserved.」
もちろん「© クリエイター名」もOKなのですが、本当は「© 2018 クリエイター名」のように年号は入れた方が良いです。
ちなみに自分が作っているスタンプ、
「しゃべるマシュマロ」は、
「タイトル」「説明文」を除くと
- 「写真の使用」→写真を使用していません
- 「販売価格」→¥120
- 「プライベート設定」→LINE STORE/ショップ公開
- 「コピーライト」→Copyright (C) 2017 mi-ko All Rights Reserved.
- 「販売エリア」→販売可能なすべてのエリア
- 「テイストカテゴリ」→ほんわか・癒し
- 「キャラクターカテゴリ」→食べ物
というような感じで設定しています(^^)
そして、これらの項目を設定したら、「次へ」をタップ。
プレビュー画面になるので、また「次へ」と進みます。
そして、先ほど「写真の使用」で使用していませんにしていても、再び「写真の使用」について聞かれるので、
これを一読して、同意にチェックを入れ、「リクエスト」をタッチします。
やることはこれだけです!正直、パソコンからやる方法よりもかなり簡単です。
LINEスタンプって申請費用はかかるの?
中にはLINEスタンプの申請費用について気になっている方もいるようでしたので書いておきますが、
結論として、LINEスタンプの新規リクエストにおいて申請費用は発生しません。
もしLINEスタンプの自作で費用がかかるとしたら、それは申請費用ではなく、スタンプの承認後にそのスタンプを自分で買わなければならないというところですね。(LINEスタンプは、たとえクリエーター本人であっても、それを実際に会話で使うためには購入する必要があります。)
また、私はLINEスタンプを無料で作れる方法についてご紹介していますが、中には有料のやり方を紹介しているようなブログもあります。
例えば「Shuttle Sticker」というアプリを使った方法では、そのアプリ自体は無料なのですが、最後作った画像を出力するときに480円もかかります。
「Shuttle Sticker」の公式動画がこちら↓
わざわざ480円払うほどのメリットがあるわけでもなさそうなので、特にこのアプリを使う必要はないと思います。
まとめ
今回の記事では、LINEスタンプの申請方法や、申請費用などに関する情報について詳しくまとめました。
結論としてまとめてみますと、LINEスタンプをスマホだけで無料で作りたいのであれば、
- 紙に絵を描く
- 「Cam Scanner」で絵を読み込む
- 「ibisPaint X」で色付けなどをする
- 「Phonto」を使って文字を入れる
- 「合成スタジオ」を使って背景を透過させる
- 「LINE CREATORS STUDIO」で画像を取り込み、申請する
という簡単な手順でスタンプを作る方法が可能です。
また、もちろん撮った写真を簡単にスタンプにしたいという方は、
「LINE CREATORS STUDIO」さえあればスタンプを作れます。
LINEスタンプ制作は実はとても簡単なので、興味がある方は是非チャレンジしてみてくださいね!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)